なんだか泥沼化しそうな

ロシアのウクライナ侵攻から3か月が過ぎ、なんだかまだ停戦への糸口すら見えない気がしますが(まあ、ロシアとしてもこんなに時間がかかるとは想定外だったかもしれないが)、なんか5月9日はロシアでは第二次大戦の対独戦勝記念日というらしいですね。その日に向けてロシアがどういった行動をとるか世界中が注目しているようですが、こんなことが起こっているようで。

「ロシア軍が学校空爆、住民の避難場所を意図的に攻撃か…60人死亡の恐れ」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220508-OYT1T50062/
「ロシア、戦勝記念日控え攻撃強化へ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b37b33ae2f1fb77972c562154bbdcd0a11b8741c

まあロシアのウクライナ侵攻がこんなに時間がかかってしまった理由としてはいくつかあると思うのですが(まあ、考えてみたら旧ソ連時代のアフガニスタン侵攻も侵攻から撤退まで10年くらいかかっているからもしかしたらロシアって我々が考えているほど軍事力がないのかもしれないが)、ウクライナが予想以上の抵抗を見せたことやNATOをはじめとする世界主要国(当然日本も含む)の大部分がウクライナを支援している、ということもあると思うんですよね。
こういうこともあってロシアの想定していた以上に時間がかかっていると思うし、このままではウクライナ制圧なんて夢のまた夢なのではないか、と管理人は思うのですが、それもしても住民の避難場所を攻撃する、というのは国際法上でも人道上でも許されないことでしょうね。
逆をいうとそれだけロシアも戦果が出ないのに焦っているのかもしれませんが、もしこれで何らかの形で停戦が実現して戦後処理になったとき間違いなく世界からこのことについて責められると思うし、ロシア側がどういった釈明をするのか、ということも気になりますが。

まあ、今回に限った話ではありませんが戦争というのは長引けば長引くほど消耗戦になってしまうものだし、なんか(本当かどうかわからないが)今回の戦争はロシア軍にかなりの損害が出ている、ということのようですからね。
追い詰められたロシア軍が最終兵器として核兵器を使う、なんてことにならないように祈りたいですが(そんなことになったら間違いなく人類は終わりだと思うし)、まずは世界各国が協力して一日も早い停戦の実現と、ロシア軍のウクライナからの全面撤退が実現するように努力をすることが大切だと思います。

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